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2019年7月20日 (土)

ゴミみたいな街、下北沢を愛して!

「下北沢」が若者たちにとって住みたい街の1位になっていたのは、20年も30年も前の頃だったのだろうか。
 
2019年7月の東京新聞朝刊に、「住みたい街(駅)ランキング2019首都圏版」が載っていた。
 
「吉祥寺は15回連続1位、大宮が急上昇13位→3位」とタイトルにある。世田谷区の街はどこにも入っていないし、栄光の下北沢も消えている。
 
今、下北沢の駅は増築中だが、小田急のホームは地下深くにあり、年配者にとってはエスカレーターに乗っても不安だし、出口がわかりにくい。
 
駅の建物をもっと大きくして、食品売り場や広い落ち着いたレストラン街も入るようにしてもらいたかった。
 
小田急は下北沢から終着駅に近づくほど駅を立派にし、周辺の土地を買いあさり、建物を作って販売し、利益を上げてきた。
 
下北沢駅周辺は小さな店が密集しているので、今となっては土地を買い漁ることもできない。
 
小田急の入り口ばかりを目立つようにして、なぜか京王線の乗り場は目立たなくなっている。
 
駅前のスーパー「ピーコック」「三省堂書店」が入っているビルも老朽化しているから近い将来に立て直すことになるのだろう。
 
ぼくは87歳になるまで、下北沢駅近くに住んでいるのだから、その移り変わりをずっと見てきた。
 
以前は駅の北口の方が賑やかな商店街で、南口の方は、お店は数件しかなく、ほとんどが住宅街だった、それが逆転して今では北口の商店街がさびれ、南口の商店街が賑やかになり、路地にまで小さなお店になっている。
 
南口の商店街で、ご自分でお店を経営している人は、わずか2、3軒しかない。ビルを建て他人様に貸した方がいいから、ご自分はビルの上の方に住んだり、マンションに移ったりしている人がほとんどだ。
 
下北沢の商店街の通りは狭く、歩道もないのだから、いつも人通りが多いように思えるが、道が広かったら通る人もパラパラだろう。それに下北沢の街は若者の街で、懐具合の良くない若者ばかりの街なので、高級店はない。
 
文化的な街だと言われているが、画廊もなければ画材屋もない。年配者が落ち着いて食事ができる和食屋もないし、レストランもない。
 
今や下北沢はゴミみたいな街になり、お金持ちの年配者は渋谷や、新宿に行ってしまう。それに下北沢のお店の家賃が高すぎる。
 
大きなチェーン店でも採算が取れないとすぐにやめてしまう。それに下北沢は古着店の街になっていて、数えたことはないが数十軒はある。
 
古いお茶屋さんのご主人の話だと、古着屋は安く商品を仕入れて高く売る。こんな利幅のある商品はないから、家賃が高くても店を借りるので、下北沢のお店の家賃は安くならないという。確かにそうかもしれない。ぼくが経営していたカフエ「イカール館」のあとは古着屋になったが今でも続いている。
 
日曜のたんびに車で迎えにきてくれて、恵比寿ガーデンプレイスに連れて行ってくれる、ありがたいお金持ちがいる。700円もするコーヒーを飲んでいると、全てが贅沢にできている建物ばかりだから、下北沢の街はゴミみたいに見えて、外国に来たような気持ちになる。
 
地下の食品街も三越が経営していて、なんでもある。値段もそう高くはない。しかし、ゴタゴタしたゴミみたいな街、下北沢がいいのかもしれない。こんな街は今ないのだからカフエ「織部」で、400円のコーヒーを飲んで日経と朝日を読んでいる時が一番幸せを感じる時だ。

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