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2019年8月 5日 (月)

ぼくのことを心配してくれたルネさんが先に!

2006年(今から13年前)ぼくが河出書房新社から「『薔薇族』の人びと=その素顔と舞台裏」を出版したころ、内藤ルネさんがぼくに送ってくれた手紙が見つかった。なんと郵便番号を書くところに電話番号が書いてあるではないか。
 

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「長イキスルタメニ 心して小食にしようね! 粗食ですよ!!」と封筒の裏側にまで書いてある。ぼくの体のことを心配してくれている。
 
「ツヨクカクケド、オコラナイでね!! 私のシンゾー、2度のカゼのナオリがワルクて、そのうち足がムクンできたので入院したところ、私のシンゾーがそうとうつかれ血カンがヤラレテリウのは私の背丈に対して体重が60キロ以上で、オモスギタのが原因でした。フトリスギでした。
 
40キロ台に体重をオトサナイと死ぬといわれ、毎朝ハカリにのることから2ヶ月の入院生活がハジマリ、朝は小さいコッペパンとジャム、マーマレード、ヒルはそば、又はうどん、少なめでしたよ。
 
夜はおかゆ、又は茶ワン一杯のゴハンで、もう気が狂いそうでしたよ。入院していたから出来たのだろうか。その後、伊豆の順天堂病院で3ヶ月の入院で40キロ台にナッタコロ、オペ(手術)になんとか成功したのだそうです。
 
毎朝、ハカリにのって、心して体重をムリヤリヘラサナイとダメです。伊藤さん、久美ちゃん(ぼくの女房)に云ってもムリカナ!?
 
40キロ台になってオペが終わって、初めてフロに入った。トコロがカガミでみたら、まるでアウシュビッツのミイラで、シワシワになって、ソットウしないのが不思議でしたよ!
 
とにかく伊藤さん、もうムリムリ体重をオトサナイと命取りになるので入院した方がイイと思うけど、あなたのフトリかた異常ですよ!! シッカリ身の詰まった大きなウインナーのようですから、よほどクミちゃんと、キューちゃん(ぼくの息子)がカクゴしないとダメだよ。チエちゃん(息子の嫁)はダメだと思うけど、イトウさんの役にタツカドーカ!?
 
とにかくイトーさん、ミンナのもの笑いのこれ以上、タネになるよね。とにかくカムバックシヨウネ。(『薔薇族』が廃刊になった後のこと)
 
それから河出の本、表紙はゼッタイ、ゼッタイ私の絵にしてね。タノムヨ。裏表紙はトンちゃん(藤田竜)のソーカン号の表紙、それと私の写真とTONの写真、後ほどオクリマス!
 
笹沢作治の作品の小説、ミジカクして、ぜったいにのせること。
 
「『薔薇族』の人びと」は、河出書房新社から大金が入ってこないだろうけど、次のステップには大切な、大切な本ですからね。
 
取り急ぎ、取り急ぎ。
 
内藤ルネ 06・1・20
 
なんでもいって下さい。もうとにかく私の人生ハジマって以来の血もナミダもコオルサムイ冬で、死なないのが不思議な日々です。」
 
 
 
その頃のぼくの体重は、73キロぐらいあったと思う。身長は1メートル60センチぐらいだから、ルネさんが痩せろというのは当然のことだろう。
 
ルネさんの手紙、カタカナだらけ。ぼくはブログとツイッターを書き続けているから、漢字も忘れてはいない。念のために辞書を見ることもあるけれど。
 
ジャパネットタカタで買った体重計、女性の声で教えてくれる。現在、体重は67キロ。体の年齢は70歳代、脚は弱って75歳。心配してくれたルネさん、先にあの世へ。皮肉な話だ。肉も食べ、なんでも食べなきゃ。

 

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花束を抱えているのがルネさん

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