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2020年3月 9日 (月)

仲間が仲間を脅すとは嘆かわしい!

何人もの警察官の人たちと、年賀状だけのお付き合いだったけれど、この方がたみんな読者がプロの人に脅されたのを助けてくれた人たちだ。警察官の人たち、みんな親切に話を聞いて事件解決に協力してくれた。
 
今頃になって感謝しても仕方ないが、今年もおひとりだけ年賀状をくれた警察官がいた。この方ぼくが催すパーティにも出席してくれた方なので、3月20日の「文ちゃんの米寿を祝う会」のお知らせを送ったら、「是非お会いしたかったのですが、残念です。身体を大切にしてください。仕事の都合で欠席させていただきます。電話します。」と書いてあった。
 
この方とどんなことで知り合ったのかも忘れているし、お顔も覚えていないが、やさしい警察官だ。もう定年も近いのだろう。長い時間が経っているから。
 
532頁もある『薔薇族』1994年8月号No.259の背表紙には「文通欄・驚異空前・最多登場・900人」と大書されている。
 

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900人といえば、発行部数からもてもかなりの読者の人たちが文通欄に投稿していることになる。広告もたくさん載っているし、この年の一年前、女房の古里の新潟県弥彦村に「ロマンの泉美術館」をオープンさせたりして、調子に乗っていたのが、世の中、そう甘くはない。何が起こるかわからない。
 
ネットなるものが登場し、普及してきて10年後には廃刊に追い込まれてしまったのだから。
 
表紙は内藤ルネさんで、裏表紙にはルネさんのコレクションの中から選び出した「明治28年出版の石版による子供絵本の表紙」とあり「木馬に乗った軍服の少年が今にも飛び出してくるような躍動感が溢れていて、見ているだけで、力が湧いてきそう。列強の国々に追いつこうとする当時の日本の気迫が感じられる」と。

 

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明治28年というと、日清戦争の頃で、この時代から日本は戦争、戦争の時代が続いたので同性愛などは、まったく表に出なくなってしまった。
 
この号の「編集室から」に、ぼくはこんなことを書いている。白内障の手術のおかげでこんな小さな文字が、老眼鏡なしで読めるのだからありがたいことだ。
 
「7月号の『迫真ドキュメント・恐喝者!』読んでくれたでしょうか。
 
恐らく戦線はこのようなことはなかったと想像しますが、戦後の日本ではわれわれの仲間たちが、どれだけお金を恐喝されてとられ、その挙句に家庭が崩壊し、職場をやめざるをえなくなるなど、ひどい目にあってきたかは、考えるだけでもぞっとするものがあります。
 
それも相手の脅す側の人間も、同じ仲間だから嘆かわしいと言わざるを得ません。僕がこの雑誌を昭和46年に創刊してからも、かなりの数の人から相談を受けました。
 
カミングアウトして、誰もが自分の性癖を公表していれば、脅しの対象になどなりませんが、隠している以上、このようなことは当分の間、続くでしょう。
 
俵兵蔵さん(このドキュメントを書いた人)のような有名人で顔も知られているのにと、心配はしていたのですが、やはり脅されていたようです。
 
内心はビクビクだったでしょうが、よくも冷静に相手を見て判断し、追い返したものだと感心しました。やはり、こういうときは冷静に相手を見ることです。そうすれば相手だってこわいのだから、解決する道は開けるでしょう」
 
ネットの時代になって、仲間が仲間を脅すなどということはなくなったのだろうか?
 
脅しにあうようなことがあったら、今でも警察に助けを求めるべきだろう。

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