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2020年10月10日 (土)

「ラブオイル」は不滅だ!

1991年の『薔薇族』5月号No.220に載っていたぼくが書いた記事がすごい。

 

「不思議な光を放つ<シアター・ミラ>」とタイトルがついている。

 

現在この劇場があるかはわからないが、ぼくが名付けた劇場だから、今もあるなら嬉しいけれど、時代の変化が激しい時代だったからどうなっていることか。

 

「東京一の出会いの場・新宿に誕生!と『薔薇族』4月号に記事が載ってすぐに読者がわっと押し寄せて、土日は超満員になってしまった。

 

ところがビルのオーナーから要望があって、「コメディシアター」という劇場名を改めることになった。そこで劇場側から、ぼくに急遽劇場名を考えて欲しいという依頼があった。そこもあまり、こっちの世界がストレートにわかる劇場名でなくて、ロマンティックな星の名前がいいということだった。

 

ぼくの長男が学生時代に読んだ本が、我が家に残っていたので探してみたら、社会思想社刊の草下英明著『星座の楽しみ』という文庫本が出てきた。

 

「ヘラクレス」とか「ペガサス」とか、いい名前はあるけど、みんなどこかのバアの名前になっている。

 

ダメかなと諦めた気持ちになってきたときに、ぼくの目に飛び込んできたのが、「ミラ」という星の名だった。ラテン語で「ふしぎ」の意味があり、「ふしぎな光」を放つ星だという。これだ!と思った。

 

「シアター・ミラ」は、すぐに決まった。劇場側の社長さんも喜んでOKしてくれて、すぐに看板や、チラシ類、広告まで書き換えが始まった。

 

何の関係もない劇場だけど、それこそ「ふしぎ」なご縁で、劇場の命名までしてしまったぼくとしては、この劇場が大盛況で、文字通り東京一の「出会いの場」になってくれないと困るのだ。

 

劇場側としても、ホールや、トイレなどの照明を落としたりして、出会いの場にふさわしい、ムード作りに懸命だ。

 

映画の他に実演などのイベントも次々に企画している。オールナイトの日もできるだけ増やすそうだから、2丁目で遊びすぎて終電車に乗り遅れたら、ゆったりとした椅子で朝まで過ごすのもいいだろう。

 

とにかく地方の人も状況したら、ぜひ立ち寄ってもらいたいものだ。」

 

 

『薔薇族』の宣伝効果は抜群だ。広告を載せると地方の小都市のバアでも、すぐにお客がやってきたようだ。『薔薇族』の信頼度が高かったからだろう。

 

40年ぐらい前に『薔薇族』から発売した「愛の潤滑液・ラブオイル」は、雑誌は廃刊になってしまったけれど、今でも大手のゲイホテル「24会館」「北欧館」ポルノショップなどでも売れている。ありがたいことだ。

 

ぼくのあだ名が「ラブオイル校長」なんて付けられてしまったくらいだ。どれだけ助かっているかわからない。

 

コロナの影響でどこのホテルも苦しんでいたようだが、徐々にお客が戻ってきているようだ。

 

ネットでも買えるので、ぜひ、使って欲しいものだ。

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