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2020年12月 5日 (土)

はかない恋は終わってしまった!

下北沢駅の南口から商店街を5分ほど歩いてくると、餃子の王将があり(以前は銭湯だった)、その筋向いに、間口は一間ほどで、奥行きが長い店がある。

 

クリーニングが入っていたのは覚えているが、すでに何軒か代替わりしていて、家賃が高いのか、長くは続かない。

 

今年の春ごろだったろうか。タピオカを飲ませる店がオープンした。タピオカってなんなのかと辞書で調べてみたら、「熱帯産のキャッサバという植物の根、茎からとれるでんぷん」とある。

 

あまり意味がわからない。一度どんなものかと思って店に入ってみた。女性の店員がいて台湾生まれのようだが、日本語はカタコトしか喋れない。

 

どんな味だったか今はよく覚えていないが、こころが通じるものがあったのか、ぼくが店の前を通り過ぎようと思うと、店の中から手を振るではないか。そうなれば店に入ってタピオカを飲まないわけにはいかない。

 

だんだん親しくなって、マスクを外して写真を撮らせてもらった。目がぱっちりしてかわいい子だった。

 

 Img_0103

 

今年の夏は暑かった。3月20日に三軒茶屋の銀座アスターで、ぼくの米寿を祝う会を開いた頃は、すたすたと歩けたが、コロナウイルスが大騒ぎになって、外に出られなくなり、家にいることが多くなってきて、歩けなくなってしまった。

 

10月に入って少し涼しくなってきたので買い物に下北沢のスーパーにいこうと思って、タピオカの店の前を通ったら、シャッターが降りたままになっていた。

 

その頃、新聞に表参道にもタピオカの店が何軒もあって、行列ができるほど飲みにきたお客さんがいたのに、ブームがすぎて店じまいしてしまったと記事に書かれていた。

 

王将の筋向かいのタピオカの店もシャッターを下ろしたままになっている。

 

確か「龍」さんという名前だったと記憶しているが、台湾にもどって幸せに暮らしているのだろうか。

 

はかない恋は終わってしまった。

 

世田谷区に介護保険を払っているので、お願いしたら、手押し車を貸してくれた。疲れた時は椅子にもなり、中に買い物をしたときに入れられる空間がある、ありがたい手押し車だ。それを押して駅前のスーパーに通っている。

 

日本人はお国の言うことをよく聞いて、マスクをほとんどの人がつけている。さからっているわけではないが、マスクはポケットに入れてもっていて、スーパーに入るときにはつけるが、外を歩いているときにはつけない。

 

人ごみの中を歩くのならマスクをつけるべきだが、裏通りを歩いてスーパーに行くのでマスクはつけない。

 

それにしてもコロナウイルスの患者は、なかなかなくならない。とんでもないものを中国は世界中に蔓延させてしまったものだ。なんとか押さえ込むことができなかったものか。

 

日本では死者の数は少ないが、アメリカは多くの死者を出している。少しでも早くコロナウイルスの騒ぎを終わらせたいものだ。

 

エイズが日本に入ってくるというので、ぼくが編集長だった『薔薇族』は、帝京大学の附属病院の松田重三先生の力を借りて、エイズと闘うことができた。が、コロナウイルスとはどうにもならない。

 

なんとも辛い話で、嫌な時代になってしまったものだ。

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