二人っきりの世界を!
「心から愛しているぜ!」と第する「人生薔薇模様」のコーナーに載っていた投稿。(1985年6月号・No.149)
「俺、19歳の大学生。高校時代にはバスケットボールに汗を流した。今はテニス部に入っている。雑誌を通じて知り合った22歳になる大学生の彼がいる。
もう知り合ってから半年がすぎて、彼には俺の体をすべてささげてしまった。彼はもちろん俺の体をやさしく抱きしめて、尺八もしてくれるが、最近は俺が彼の体を攻撃して、尺八して口の中に果てさせてしまうことが多くなった。
彼はデートするときは、必ず家の近くまで迎えに来てくれて、あちらこちらを彼の車でドライブする。俺のハンドルさばきで彼は助手席に。俺は彼のマンションへ車をつけて、彼とともに部屋へ直行する。
熱いコーヒーをいれて、レコードを聴いたり、テレビをみたり、二人だけの空間が作られる。話がはずんで時間が経つのも、ついつい忘れてしまう。
もう、そろそろ彼から誘いがくるかな? と思っていると、彼は後ろから俺の肩に腕をかけてベッドへ導いてくれる。俺はだんだんと緊張が高まり、胸の鼓動が強く伝わってくる。でも、俺はベッドの上に上がると、彼をしごく調教師へと変身する。
もう彼の股間は、はちきれんばかりに盛り上がってきてる。彼を下にすると口唇にディープキスをして、セーターを脱がし、やがて手が下へ行く。ベルトをはずして、ピチピチのジーンズを脱ぎ捨てて、白いビキニ型のブリーフ姿になり、彼の体の上におおいかぶさって強く抱きつく。彼の胸のぬくもりが伝わってくる。
俺は彼のビキニの上からPをやさしく愛撫してやる。彼の息遣いが徐々に荒くなっていく。
彼のビキニのヒモをほどいて下にずらすと、そこには俺のものとは比べものにならないほどのPが出現する。これは俺だけのもので、ほかの誰にもさわらせたくない。俺はいっきに口の中に入れ尺八すると、彼は気持ちよさそうに体を左右にくねらせて悶え出す。手によるピストン運動と尺八をくりかえしているうちに、彼は最高潮に達し、俺の口の中で果ててしまった。
そのあと、俺と彼はベッドの中でひと晩を過ごした。俺たちは他人から何の邪魔もされることなく、ふたりきりの世界を楽しむことができる。まるで本当の兄貴のようだ。なんでも相談できる良き兄貴で、これからもずっと迷惑をかけっぱなしになる。心から愛しているぜ。(宝塚ラブハンター)」
若いっていいな。ぼくもこんなときがあったっけ。ぼくの場合は相手は女性だったけれど。
88歳になるまで生きていると、友人、知人はみんなあの世に。話し相手がいなくなってしまうのは寂しい。
こんなことは書かないほうがいいのかもしれないけど、88歳まで生きていると、こんなあわれな姿になってしまう。
おしめをさせられてしまっている。それにベッドの下にシビンを置いておいて、夜、何度も目が覚めるのでシビンに用を足す。
歌人の斎藤茂吉はベッドの下にバケツを置いていたそうだ。
今はシビンも進化していて「コ・ボレーヌ」という名前がついていて、こぼれないようになっている。
オチンチンは皮をかぶっているので、それをいちいちしっぱり出す。若い人は88歳になってみてわかるというものだ。元気で生きているだけ幸せなのかも。
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