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2021年1月23日 (土)

女性の方が理解してくれたようだ!

「女性だって応援しています」の投稿。

 

女性の同性愛の雑誌がなかった時代、『薔薇族』を読んでくれていた女性も多かったのでは。

 

「私のような女性から手紙があることは、そうよくあることでもないでしょうが、2年前に購入した『薔薇族』を何度も読み返して、そのたびに新鮮な感動があるので、とうとう手紙まで書きたくなりました。

 

私はおそらく同性愛に関しては、一般の人以上に偏見がないので、私の意見が一般論だとは言えないのですが、一女性の男性間の同性愛に対する考えを書きたいと思います。

 

「ホモ」という言葉を聞くと、私は胸をつかれたようにどっきりします。

 

これが本当にホモの人ならば、もっと激しいショックと苦しみを味わっているのだろうと思います。最近のマスコミはホモというものをなんの理解も共感もなしに、ただスキャンダルとして面白半分に取り扱っています。

 

こんなに残酷なことがあるのでしょうか。これらの発言で同性愛の人たちがどれほど傷ついているかと思うと、とても心配です。同性愛への偏見がマスコミによって、かえって強められているのではないかとも思えるのです。

 

私がなぜ同性愛に関心があるかと言うと、私の心の中に多分にその要素があり、その対象があまりにも背徳的な人だったので、罪の意識と、そのためにかえって強まる情熱に苦しんだことがあるからではないでしょうか。

 

ホモの人たちが同じように苦しんでいるのか、もしかしたらまったく異質の苦しみなのか、それはわかりませんが、共感は感じられるのです。

 

「理解している」とは決して言えないのでしょうが、理解したいと望んでいるのです。私の友人にもホモ的要素のある人がいますが、彼は自分自身をあざむこうとしています。そのように彼に勇気を与えることさえ、私にはできません。もしかしたら女が深入りすることをホモの人々は本当に嫌悪するかもしれません。しかし、私は単なる好奇心ののぞき趣味や、ひやかしで言っているのではなく、決して異常でない同性愛を自分から闇へと引きずり込むことをしたくないだけなのです。

 

人間はここにこうして存在しているかぎり、その人が同性愛者であろうと、三つ目ののっぺらぼうであろうと、異常とは言えないのです。と理屈をこねても現実はままならず、私の力説を友人たちは笑って本気にしませんし、また世間の同性愛、とくにホモの人たちに対する姿勢は冷たいままです。

 

私は同じ人間がなんらかの理由で差別を受けることに我慢ができないのです。アメリカのボールドウィンは私の大好きな作家ですが、彼は黒人で同性愛者で、いろいろと精神的な苦悩を通ってきた人なのですが、彼みたいにある才能で自分を世間に認めさせ、自分のその苦悩を芸術に高められる人は幸せなほうだと思います。もっと多くの人が救われれる日(決して同性愛者でなくなるという意味でなくて)が来ることを私は望んでいます。

もしくは才能ある啓蒙家が出る必要があると思います。その意味で伊藤さんの仕事はすばらしく意義のあることだと言えると思います。

 

ともかく伊藤さんのお仕事に感動し、感心し、感謝までしたい気持ちの女性がいることを覚えていてください。(東京都・M・S)」

 

女好きの男は同性愛者を気持ち悪いと思うだけで、ぼくの仕事に協力する人はいなかったが、女性のほうがよく理解してくれていたようだ。ありがたいことだ。

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