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2021年3月20日 (土)

ゲイのことが話題にならなくなった!

1978年(今から43年前)5月号の『薔薇族』の「人生薔薇模様」のコーナーに「関心示さなかった女たち」のタイトルで、こんな記事が載っている。

 

この時代、同性愛を女性週刊誌がよく取り上げていた。

 

「『週刊女性』が、ホモの特集号を出すという。さあ、困った。俺の会社は、ときどきその雑誌に広告を載せてもらっている関係で、広告会社の人が掲載誌を数冊持ってくるのだ。

 

会社の女たちは、それを奪い合っては、むさぼり読んでいるのだから、またまた話題になることは間違いない。ホモについて女たちに深い知識をもたせたくないのだ。

 

その日がやってきた。彼はその号を女たちに示し、「今週は凄いのが載っていますよ」と言われなくても良いようなことを言って置いていった。

 

休憩時間が終わって女たちは、職場へ戻ったので、俺は食堂の整理をするふりを装い、その週刊誌に目をやった。なんと表紙の中央に黄色いでっかい字で「男の同性愛」。ガックン。

 

まだまだ表紙に続々と書いてある。全国で三百万人。芸能界とホモ。ホモホテル潜入ルポ。愛撫の仕方、ホモ鑑別方法などなど。

 

ああ何をか言わんや。俺はマークされる。25ページを一気に読了。こんなこと俺にとっては、新知識でもなんでもないのだが、女たちにとっては興味津々の記事ではなかろうか。この1週間は早く過ぎてくれ。

 

翌日から休憩時間に観察していたのだが、彼女たちはなんと、全然関心を示さないのだ。芸能人の情報はむさぼり読んでも、そのページにくると、さっととばしてしまい、他の記事に移ってしまう。おそらく他の会社の女性たちも、ご同様なのではあるまいか。

 

ひまのある家庭の主婦なら克明に読むかもしれないが、おそらくはアヌスへ突っ込むなどと記されていると、けがらわしいと感じて、読むのをやめてしまうのではないか。

 

これはやはり男性週刊誌が扱うべき記事であって、女性週刊誌に25ページにもわたって掲載したのは誤算だったのでは。

 

読まないから話題にもならないし、俺も鑑別法なるものでテストされずにすんだので、ホッとしているところだ。

 

わが文学氏も写真入りで紹介されているが、こんどばかりは、あまり啓蒙にもならず残念でした。(東京都・襟昌戸)」

 

これは今から43年も前の話だ。最近は週刊誌にゲイのことが大きく取り上げられることはない。話題にならなくなっているからだ。

 

最近のゲイの会社員は、やはり隠しているのだろうか。それとも大っぴらにゲイだと言ってもまわりの人が気にしなくなっているのかも。

 

少年にワイセツな行為をしたというので、ニュースになるが、昔の子供は親や、教師に訴えなかったのでは。

 

少年愛者に対する世の中の理解度は、それほど変わっていないように思う。少年愛者が世の中にどのくらいの率でいるのかは調べようがないが、いつの時代にも同じくらいの率でいることは間違いない。時代によって増えたり、減ったりはしないだろう。

 

18歳未満の少年にワイセツな行為をしたら犯罪になってしまう。それは少年愛者の誰もが認識しているのだろうが、理性で抑えられなくて行動に走ってしまうごく一部の人がいるので、新聞沙汰になる。

 

息子や孫の小学生時代、運動会の写真を撮って、信用金庫のロビーに展示して、父兄に感謝されたが、今はそんなこともできない。いやな世の中になってしまったものだ。

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コメント

 久しぶりに拝読しました。週刊誌にゲイの話題は・・・そもそも一般の方向けのメディアで「特別」に報道するようなトピックがないのではなく、流れていてもコロナのおかげでほとんどがコロナがらみになっているような状況です。
 メディア側も一般が関心を持つような内容にすると、難しいのではないでしょうかね。
 薔薇族の時代は一般向けメディアが取り上げるのはニュースになりましたが、今日、NHKの午後の番組にもドラァグクイーンの方が出ていたり、テレビでも見かけるのが当たり前になり、特別な人扱いではなく、その人の生き方をどう捉えるかで変わってくるのではないでしょうか?ただ、コロナで失業されたり生活が変化を受けている人は少なからずいるはずで、その切り口であると、わざわざゲイで・・・って話にはならないでしょうね。
 お元気で、ワクチン接種が早くすんで、また色々なイベントに参加できるといいですね。

投稿: MasatoTYO | 2021年4月26日 (月) 21時54分

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