2009年10月28日 (水)

ヤマジュンの未発表作品が本になるぞ!

 「ヤマジュン」旋風がネット上で、巻き起こってから、すでに6年が経過しているというのに、その人気は衰えることを知らない。

「ウホッ!!いい男たち」が「復刊ドットコム」から発売されたのが2003年の10月のことだ。

 定価が本体4800円+税というような、劇画の本では珍しいほど高価な本が、すでに版を重ねて6刷りにもなっている。

 この本には『薔薇族』誌上で発表された、すべての作品が納められ、35作品が掲載されているが、まだ未発表の作品が何作かあったのだ。

 3年前、地元のS信用金庫の借金の担保になっていた50坪の土地と家、75年も住み慣れていた僕の家だ。無惨にも家を明け渡すことになり、追い立てられるように荷物を片付けはじめた。

 親父の代から荷物をかなり処分したが、捨てられないものは、段ボールに詰め込んで何台ものトラックで新潟の金庫に運び込んだ。

 何作か未発表の作品が残っていることを記憶していたが、3階の金庫のようになっていた部屋の下積みになっていた中から茶封筒に入ったヤマジュンの作品を見つけ出したのだ。

 封筒の中には、16頁1作品の4作品が入っていたではないか。S信用金庫に家をとられなければ。永久にこの4作品は見つからなかったに違いない。

 ヤマジュン作品を毛嫌いする編集スタッフの「やめさせろコール」に負けないで掲載を続けていたら、ヤマジュンはまだまだ作品を書き続けていたに違いないが、今更悔やんでもどうにもなるものではない。

 それだけにこの残された4作品は貴重なものと言っていいだろう。

 10月末日に社名を「復刊ドットコム」と変えた会社から、この4作品を納め、ヤマジュンのイラストを使った「やらないかバンダナ付き」の「ウホッ!!いい男たち2・ヤマジュン・未発表作品集」が発売される。

 バンダナ付きの限定版は初版だけで、増刷したとしてもバンダナは付いていない。「復刊ドットコム」にアクセスして早めに注文してください。

 僕としてもこの本の出版は何とも嬉しい気持ちでいっぱいだ。

Photoやらないかバンダナ


★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

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★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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2009年9月15日 (火)

伊藤文学〜第1回「やらないかの集い」

 山川純一君が残してくれた、呼びかけの言葉「やらないか!」。これはエッチな言葉ではなく、日本中の人たちが、うつむき加減で、元気をなくしている今の世の中。元気を出して行動を起こせと呼びかけているのではなかろうか。
 
 1971年、日本で最初の同性愛者に向けての雑誌『薔薇族』を創刊した伊藤文学と熱く語り合おう!
 
 すべて日本で最初の仕事を次から次へと実行した男。男性ヌードの写真集、少年の写真集、ビデオの製作、「薔薇と海と太陽と」「白い牡鹿たち」「愛の処刑」などの映画の製作。同性愛の世界をリードし続けた35年を語ります。ぜひ、みなさんでお出かけください。

日時:9月28日(月曜日)夜7時から9時
場所:下北沢南口「ONE LOVE BOOKS」
会費:1000円(ワンドリンク付き)

〒155-0031 東京都世田谷区北沢2-1-3
       ☎03(3411)8302

★下北沢の改札を出て、左の階段を降りる。南口商店街を5分ほど歩くと、右側に「餃子の王将」があり、その前の「膳場八百屋」の横を左に曲がると4、5軒目。「足立屋酒店」の前。

Photo_4山川純一の「もっこり抱き枕」


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2009年3月31日 (火)

トイレの壁面はゲイたちの広告頁だった!

 昭和2、30年代の全国の公衆便所の壁面に書かれた、ゲイたちの落書きを集めて本にしたら、面白い本になっただろうに、僕が気がついた時は、ちょっと遅かった。

 トイレの壁に書かれた絵は、幼稚なものかもしれないが、そそるものがあった。『薔薇族』の誌上に載ったイラストはうますぎて、かえってワイセツ度が薄まってしまっている。

 『薔薇族』の初期の頃、よく投稿してくれた人に「裸夢丸」と称する人がいた。幼稚で素人くさい絵だったが、何とも言えない味があってワイセツ感がたまらなかった。

 上手に男絵を描く人が、次から次へと出てきたので、裸夢丸さんは作品を送って来なくなってしまったが、ノスタルジーを感じさせる男絵の原点のようなものだった。

 結構長い文章の落書きもあったようだ。
 「僕は中学三年だが、この間、この便所に入っていると、カギをかけ忘れていたら、不意に大人の男の人が入ってきた。
 びっくりして立ち上がった僕に、大丈夫だよと言ってカギをかけてしまった。そして、後ろから抱きしめてチンポを握り、とても気持ちよく、こすってくれたので、僕は白い汁を出してしまった。もう一度、あのおじさんに会いたい。」

 「僕が、ここで壁の絵を見ながらマスをかいていたら、穴の向こうへ男が入ってきた。こっちを見ながら、真っ黒な毛の生えた大きなマラを立てて、マスをかきだした。
 僕は、つい好奇心で、のぞきながらかいていると、男は二人でやろう、そっちへ行くからカギをはずせというので、はずすと、やってきた男はいきなりしゃがんで、僕のマラを口にくわえて盛んに吸い始めた。
 僕は、とうとうたまならなくなって、口の中へどっと精液をはじきこむと、ごくん、ごくん、とありったけ飲んでくれた。あんなに気持ちよかったのは、生まれて初めてだ。」

 また穴の小さい場合ののぞきの話では、
「この間、隣の便所へ、真面目そうな大学生が入ってきて、壁の絵にしばらく目を見張って眺めていたが、目が淫らに血走ってきて、そろそろと手が前ボタンを外し、やがて予想外の大きな逸物を引き出した。
 俺がのぞいているともしらずに、竿を握っている手が夢のように上下に動き出し、どんどん早くなり、ハア、ハア、ハア、ハア、目をしっかりとつむって、真っ赤になって、こすり立てていたが、クライマックスが来たのか、後ろの壁に寄りかかり、股を踏ん張って、う〜んとそると、ぴゅっ、ぴゆっ、と練り固まった精液を壁に飛ばした。
 そして、ちょっと顔をしかめてうなだれ、またキョロキョロして、追われるように扉を開けて走っていった。」

 伝言板のような壁面は、同性を求める男たちの無数の広告と化している。

 「若い少年、青年諸君、この便所へ入ったら必ずせんずりをやれ。そして、戸を3回たたいたら、そっとカギをはずせ。入って行って、なめてやるぞ!」
 「女なんか汚いし、病気になる。若い者は男同士でやろう」
 「ひとりでせんずりかくよりも、2人で楽しく遊ぼう。連絡頼む。どこへでも行く。」
 「プロに注意せよ。純粋な青年を求む。」
 「中学生、高校生の少年を求む。映画やお茶をおごる。小遣いもやる。当方30歳。下に連絡先を記せ。」

 インターネットも携帯電話もなかった時代の性の話だけど、なぜかほのぼのとした感じがしてくるのは、僕だけだろうか?

Photo

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2009年3月27日 (金)

山川純一の「やらないか!」は、今も昔も。

 公衆便所が、今も昔も、そして洋の東西を問わず、ゲイたちのハッテン場(出会いの場)だった。昭和46年に『薔薇族』が創刊され、文通欄というコーナーができて、手紙を出すことによって、仲間と出会えるようになった。

 「人生薔薇模様」というコーナーは、読者の思いのたけを訴える、はけ口の場だった。ネットの2ちゃんねるのようなものだろうか。『薔薇族』が創刊される、戦後まもなくの昭和20年代、30年代は、トイレの壁に書かれた落書きが、仲間に訴える唯一の手段だった。

 昭和34年(1959年)に刊行された、非合法の会員制の雑誌「アドニス」に「新宿物語=昭和30年代のゲイたちは」という記事を、菅谷梁三さんという方が、当時の新宿を良く調べて書いている。

 半世紀も前の、新宿の風景なんて、今の若者には知る由もないだろうが。

 現在も存在する警視庁淀橋警察署歌舞伎町巡査派出所。ひとつおかしいことがある。すぐ隣へ曲がった位置に便所があって、灯台下暗し、灯台の番人(警察官)が、のんきなのか、知る人ぞ知る、ここは新宿でも有名なハッテン場のトイレなのに、警察官は知らん顔だ。

 「都内の便所には、ずいぶん惜しい名画や名文章がたくさんあったが、ペンキで消されたり、建て替えられたりしてしまった。
 最近では、ここの便所など秀逸だった。真ん中の壁に、これだけ大きく穴をあけているのも少ない。
 隆々といきり立つファロス射精図のミニチュアール。艶々と、それこそ水もしたたるばかりに見える亀頭海綿体の雁首のくびれ、陰毛の筆勢、陰のうを握る手指の芸術作品もあった。
 ペニスがファロスとなってゆく三段階の図。童顔の少年が、りりしい青年に抱え込まれて、そのペニスを握られ、背後からアナル・コイッスされている図。
 体格の良い高校生が、くい込むような縄目を受けて、棒立ちのまま男根をフェラチオされ、寸前に迫った歓喜に歯を食いしばっている図。これは学帽や上着を着けているため、裸体の下半身とのコントラストが、一層、加虐の快感をそそる。
 それから69型の種々相や、集団乱交の全裸取り組みの変化のある図柄。」

 トイレの壁は、ゲイたちの伝言板だ。下北沢の駅前のトイレにだって、2、30年前には、自分の電話番号まで書かれていて、電話をかけてくれと呼びかけていた。

 「僕は14歳になったが、朝起きたとき、チンポが立ってしょうがない。握っていると、とても気持ちがよくて、うっとりします。どうすればいいのか、やり方を教えてください」

 「マスターベーションの方法。ツバをたっぷりつけて、まらの根元を握り、皮を上下にこすっていると、だんだん気持ちがよくなって、腰がとろけるように気持ちがよくなって、快感のクライマックスには、白い精液がドクン、ドクドクドク・・・と、飛び出る。そのよさは天国にでも昇るような気持ちだ」

 こんなことトイレの壁に、どんな思いで書いていたのだろうか。僕が、第二書房から昭和30年代の後半に出版した、秋山正美著「ひとりぼっちの性生活=孤独に生きる日々のために」。これは『薔薇族』創刊の発想の根元になった本だが、マスターベーションのやり方を書いた本がよく売れたわけだ。

 ヤマジュン描く若者が、トイレの前のベンチに座って、「やらないか」と呼びかける。それは現在のゲイたちにも受け継がれているのだ。

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2009年3月 4日 (水)

通巻400号へのゴールが見えてきた!

 『薔薇族』の399号は、「特集◎昭和48年 3年目の本気」というタイトルで、竜超君が執筆・構成をしてくれていて、読み物満載だ。

 無我夢中で創刊号を出してから3年目、やっと雑誌の体裁も整ってきたし、唯一のゲイ・マガジンとして、僕自身もやる気満々というところだった。

 読者からの反響も追って大きくなってくるのを肌で感じるし、マスコミの取材も多くなってきて、僕も大張り切りだった。

 ゲイの人が通らなければならない関所のようなもの、それは異性との「結婚」の問題だった。

 当時の、世の中の人のホモの人を見る目は冷たかった。30歳を過ぎても結婚しないでいようものなら、「あの人、ちょっと変じゃない?ホモかもしれない」と、後ろ指をさされてしまう。

 『薔薇族』は、当時のゲイの人が悩んでいた「結婚」の問題を真正面から取り組み、何度も取り上げた。

 「ホモの敵はホモ」という言葉があるように、ホモの人を脅す憎むべきやからが増えてきた。「文通欄」という、仲間を見つけるには、この方法しかなかったものなのに、それを悪用する人間が増えてきたのには、大きな悩みだった。

 この問題も、恐れずに立ち向かうように僕は読者に再三訴え、警察も好意的に協力して、犯人を逮捕してくれたのはありがたかった。

 この時代、山川純一君のような劇画を書く人は現れていないが、昭和47年11月号に掲載された、おかの・けんいちさんの「珍太くん」というマンガが初登場した。

 この「珍太くん」の作者、おかの・けんいちさんは、5号にわたって面白いマンガを投稿してくれたが、まだ50代だと思うけれど、6月の末に亡くなられたと、「編集室から」に僕が記している。

 今見ても達者なマンガで、書き続けていたら、ホモ界のサザエさんみたいな存在になっていたかもしれない。とにかく、この時代、活気に満ちあふれていた良い時代だった。

 才人、竜超君の処女出版「消える『新宿二丁目』」がいよいよ書店に並ぶことになった。僕からの切なる願いだが、何としてもこの本をヒットさせたいのだ。

 僕のブログを見ている人、ちょっと定価が高いけれど、ぜひ、ご購読ください。そうそう『薔薇族』399号も買ってもらわないと、もう1号が出せなくなってしまうので、こちらもよろしくお願いします。

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伊藤文学編集長出演イベントのお知らせ

3月上旬発売となる、季刊『薔薇族』副編集長、竜超(りゅう・すすむ)初の単行本『消える「新宿二丁目」』(彩流社 2,500円+税)の刊行記念 イベントがいよいよ3月13日(金)の夜に新宿にて開催されます。文学編集長もゲスト出演いたしますので、お暇がありましたら是非おこしください!

模索舎プレゼンツ◎消えるか?「新宿二丁目」
日時/3月13日(金) 18:00開場 19:00開演
場所/ネイキッドロフト(新宿区百人町1-5-1 百人町ビル1F 電話03-3205-1556)
http://www.loft-prj.co.jp/naked/
料金/1,000円+1ドリンク~
※模索舎にて事前に、または当日に『消える「新宿二丁目」』お買上の方は料金500円引
出演◎竜 超(りゅう・すすむ)
予定ゲスト◎伊藤文学(ゲイマガジン『薔薇族』編集長)、
ソルボンヌK子(漫画家/オコゲのカリスマ)、
櫻田宗久(写真家/元・モデル、俳優、歌手)
主催/模索舎(東京都新宿区新宿2-4-9 電話03-3352-3557)
http://www.mosakusha.com/

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2009年3月 3日 (火)

『薔薇族』の人びと・その4〜「幻(まぼろし)」のSM作家・笹岡作治

 笹岡作治、何とも泥臭い、やぼったいペンネームは、僕が付けたものだ。恐らくこの方、兵隊の経験もある方なので、大正時代に生まれ、昭和の初期に少年時代を過ごされた人だと推測する。

 デッチ小僧などが登場する小説を書かれているので、泥臭いペンネームがふさわしいのではと思って、付けたペンネームだ。

 原稿が送られてきても、「福岡」の消印が押されているだけで、名前も住所も書いていない。原稿用紙でなく、ワラ半紙を半分に切った紙に、小さな文字でびっしりと書かれている。

 笹岡作治という作家は、どんな人なのだろうか、その招待は全く不明で、まさに「幻」の作家と言えるだろう。しかし、すぐれた作品を次から次へと生み出し、後世にまで残るであろう、独自の境地を切り開いた小説は、いつまでも、その輝きを失うことはない。

 創刊の頃の3年間は、月刊でなくて隔月刊だった。最初に送られてきた原稿を誌上に載せたのは、創刊して2年後のNo12・昭和48年(1973年)の7月号で、「ああ、M検物語」という作品だった。恐らくご自分の海兵隊時代の体験を書かれたものだ。

 「M検」なんて聞き慣れない文字、今時の若者には理解できないだろうが、「M」は、魔羅(マラ)の頭を取ったMで、これは仏教用語で、梵(ぼん)語で男の陰茎(オチンチン)のことである。それは僧侶の使う隠語だと「広辞苑」に記されている。

 女好きの男は、女性のおっぱいに魅力を感じる人が絶対的に多いと思うが、同性愛の男の関心事は、相手のオチンチンなのだ。

 「M検」というのは、軍隊に入隊してきた若者たちを素っ裸にして、皆の見ている前で、軍医や衛生兵たちが、淋病や梅毒などの性病を見つけるために、オチンチンをしごいて調べるのだ。

 ゲイの軍医や衛生兵にとっては、こんなに楽しい仕事はなかったに違いない。これはある意味で、入隊したことで、娑婆(しゃば)と、はっきり決別させるという自覚を植えつけるためのものだ。

 『薔薇族』が創刊されたのは、昭和46年のことだから、軍隊から、終戦によって帰ってきた読者の方が、軍隊時代の思い出を投稿されてきた。笹岡さんもそのひとりだった。

 「ああ、M検物語」が『薔薇族』誌上に掲載されたことで、笹岡さんの創作意欲が、一気に吹き出したのか、次々と力作が送られてきた。今度は体験記でなくて、独特のSM小説だった。

 「小僧残酷物語」、「若者狩り」、「地獄の顔」、「百姓哀歌」、「調教の館・一渾亭」などの作品群だ。

 読者に好感を持って笹岡作品は迎えられたが、反発する人もいた。
「期待していた笹岡作治先生の『若者狩り』は、予想以上の素晴らしさで感激しました。小説は作りものだから読まないという読者もいるようですが、何と気の毒な読者でしょう。
 僕個人の好みとしては、『地獄の顔』、『小僧残酷物語』、『若者狩り』などは、生涯に残るフィクションの世界の素晴らしさであり、そのフィクションから得た数々の印象が、僕の、この社会での生き方に対しての大きな力にもなっています」(26歳・褌好きの青年より)

 ゲイの人って、ほめられると喜び、けなされると傷つきやすい。この後、けなした文章を載せたら、笹岡さん、傷ついたのか筆を断ってしまった。

 それからの僕は、ゲイの人に対しては、口に出してほめる。絶対に悪口は言わないことを信条にして、これまで『薔薇族』を出し続けてきた。

Photo

 ★『薔薇族』の初期の頃に掲載された、名作とも言える小説を収めた小説集が、5月頃、宝島文庫として出版されます。まだ書名は決まっていませんが、これがヒットすると、次々とお宝を登場させることができます。皆さんのご支援をお願いします。山川純一の「ウホッ!!いい男たち」も大増刷されました。次々とお宝が発掘されるのは、うれしいことです。

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日時/3月13日(金) 18:00開場 19:00開演
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2009年2月 2日 (月)

『薔薇族』の人びと・その1〜ゲイ雑誌にゲイの文化を取り入れた=藤田竜

 稲垣征次君の個展を紹介するに当たって、3年前に出版した、僕の著書「『薔薇族』の人びと=その素顔と舞台裏」(河出書房新社刊・本体2000円)を読み返してみた。

 この本には、『薔薇族』を支えてくれた14人の人たちのことを紹介している。しかし、もっと、もっと多くの人たちの支えによって、『薔薇族』は出し続けることができた。

 僕のブログを見てくれている人たちは、恐らくこの本を読んではいないと思うので、どういう人たちの働きで『薔薇族』を出し続けることができたのだということを紹介していきたい。

 まず最初は、創刊の時から力を貸してくれた藤田竜さんを紹介しよう。

 「ゲイ雑誌にゲイ文化を取り入れた藤田竜」と、僕は見出しを付けている。

 千駄ヶ谷のマンションに竜さんを訪ねた時のことである。当時、億ションと呼ばれるマンションで、招き入れられた部屋は、何から何まで、真っ黒の部屋だった。

 扉が開いて、お茶を出してくれる方がいたが、すぐに引っ込んでしまうので、どんな方なのかわからない。老人の手のように思えたが。

 僕は、竜さんがひとりで住んでいるとばかり思っていた。何回か通っているうちに、竜さんはお母さんを紹介してくれた。東北の出身だそうで、僕の母と同じような朴訥な方だった。

 隣の部屋に誰かがいる。人の気配を感じていたが、一緒に住んでいるルネさんを紹介してくれたのは何年も経ってからだった。

 竜さんは、仕事の関係では、ルネさんの影の存在だ。『薔薇族』では、創刊号から20何号まで表紙絵を描き続け、レイアウトから企画まで、全て竜さんの世界だったので、ルネさんを僕に紹介したくなかったのだろう。

 僕は単行本の出版でずっとやってきて、雑誌のことは全くわからなかった。雑誌の仕事をずっと続けていた竜さんに出会わなかったら、『薔薇族』は続けられなかったろう。

 竜さんは才人である。イラストも描き、文章も堪能で、企画はもちろん、写真も上手、何でもこなす人だった。

 後にルネさんは、竜さんのことを「いじわるオネエ」と呼んでいた。短気でお天気屋で、他人の気持ちを思いやるなんてことは、一切なかった。自分の気に入らない人は、みんなやめさせてしまった。

 ルネさんは、金銭的なことは一切ダメな人だったので、全て竜さんにまかせていた。お金の面ではシビアな人だった竜さん。

 20数年前、胆石の手術で、僕は関東中央病院に入院していた。後で聞いた話しだが、医師から女房に、ガンの疑いがあるとまで言われていたそうだ。

 そんな手術の前の日に、竜さんから手紙が送られてきて、給料を増やしてくれとのことだった。こんなお金にうるさい人なのに、ルネさんの全財産を詐欺師につけ込まれて、7億円のお金を失い、あげくの果てには、マンションまで失ってしまった。

 伊藤さんはノンケだからと、竜さんは言い続けていたので、僕はゲイのことをより理解しなければと努力してきた。それが良かったのではないだろうか。

 全く性格が違う竜さんと僕。よくも30数年も続けられたものだ。ルネさんと竜さんは、40数年も一緒に住み、仕事を続けてきた。それはルネさんが辛抱強かったからだろう。それと同じことが僕にも言えるのでは。

 竜さんのことは、まだまだ書きたいことがいっぱいある。竜さんに出会えて僕は幸せ者だった。竜さん、ありがとう!!

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藤田竜描く創刊号の表紙

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2008年7月10日 (木)

山川純一 原画

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山川君の原画をオークションに出品しています。

興味がある方は下記URLにアクセスを。

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d84289369

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g60562956

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b87071527

★『薔薇族』ご注文方法・〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206・伊藤文学宛に千円札を紙にくるんでお送り下さい。先着10名さまに刈谷市美術館での招待券を進呈します。

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山川純一原画

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山川君の原画をオークションに出品しています。

興味がある方は下記URLにアクセスを。

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d84289369

http://page7.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/g60562956

http://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b87071527

★『薔薇族』ご注文方法・〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206・伊藤文学宛に千円札を紙にくるんでお送り下さい。先着10名さまに刈谷市美術館での招待券を進呈します。

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2008年3月27日 (木)

山川純一君の劇画から想を得て人形を!

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  224日に東京・有明で開催された「ワンダーフェスティバル2008Winter

  その日は全国的に豪雪、強風という悪天候にもかかわらず、入場者数は過去最高の45158人をかぞえ、大盛況のうちに幕を閉じたそうだ。

  ぼくにも招待状が届けられていたが、行けなかった。どんな人が会場を訪れ、どんなものが並べられ売られるのか、まったく想像がつかないが、入場者の数を聞いただけでもその熱気が伝わってくるようだ。

  横浜に住むKさんという方が、山川純一君の劇画(昭和621月発行・バラコミ・創刊2号)に掲載された「くそみそテクニック」から想を得て、立体化して人形にし、その作品を展示販売したのだ。題して「やらないか」で白いベンチに座り、水色のつなぎを着た若者は筋肉隆々の胸をはだけ、足を広げ挑発的なポーズをとっている。

  なかなか魅力的に作られているから、山川純一ファンにとっては、自分の手許に置きたい願望にとらわれるのは当然のことだろう。かなりの数が売れたようだ。

  手作りなのだから、一体を作るのにどれだけの時間を要するのかは分からないが、山川純一君の作品を愛するからこそ作れたのだろう。

  一体を3千円で販売したようだが、労力から言ったらとっても採算がとれるわけがない。

「くそみそテクニック」の内容を紹介すると、

「う・・・・トイレ、トイレ。今、トイレを求めて全力疾走している僕は、予備校に通う、ごく一般的な男の子。強いて違うところをあげるとすれば、男に興味があるってとこかな。

  名前は道下正樹。

  ふと見ると、ベンチに一人の若い男が座っていた。

  ウホッ!いい男!

  そう思っていると、突然、その男は僕の見ている前で、ツナギのホックをはずしはじめたのだ!

  やらないか。

  そういえば、この公園はハッテン場のトイレがあることで有名なところだった。

  イイ男に弱い僕は誘われるままに、ホイホイとトイレについて行っちゃったのだ。」

  なるほど横浜のK君は、このくだりからイメージをふくらませて、人形を作ったに違いない。

  白いベンチに座っている青年。こんないい男に「やらないか!」って声をかけられたらクラクラしてしまうぐらい。立体的になるとまたイメージがふくらんでくる。

  この劇画のタイトルは「くそみそテクニック」。トイレの中でどんなことに二人がなったのかは、想像におまかせしよう。

  きっと誰もがこの人形を欲しくなるに違いない。まだ在庫があるのか、販売することができるのか、これから聞いてみようと思っている。

★『薔薇族』の注文の方法は、郵便局で千円の定額小為替を作ってもらってお送り頂くか、千円札を紙にくるんでお送りください。155-0032 東京都世田谷区代沢2-28-4-206 伊藤文学

★新しく『薔薇族』を置いてくれる古本店・「ビビビ」が下北沢にあります。〒155-0031 東京都世田谷区北沢1-45-15 スズナリ横丁1F・北沢タウンホールの筋向いです。読者好みの古書が沢山置いてあります。電話03-3467-0085です。

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2008年2月15日 (金)

ヤマジュン(山川純一)ブームは、またまた火がついた!

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  ミリオン出版の劇画誌『漫画ナックルズ撃』が、ぼくのことを「日本初のホモ雑誌を作った男」と題して劇画化してくれた。

  その最後の頁、一頁を使って、「ゲイのバイブル」が引き寄せた奇才・異能の漫画家・ヤマジュン」と題して、『ウホッ!!いい男たち』(ブッキング刊・\4800)を、くわしく紹介してくれた。

  それでまた火がついたのか、この本が売れに売れて、第四刷にまでなっている。こんな高価な漫画本もあまりないだろうが、それが二千部を超えるほど、この出版不況の中で売れていることは珍しいのでは。

  大阪の方でもマニアが集まる大きな催物があって、ヤマジュンの漫画の主人公を人形として作った人がいて、売りに出すようだ。

  たった五体しか出品しないそうだから、これは奪い合いになるに違いない。このブームに目をつけたのか、「夕刊フジ」が210日の新聞に「ウホッ・しーましェーンのルーツ・ネット人気で復刻のホモマンガ作家・ヤマジュンって誰だ?」の見出しで、大きくとり上げた。

「ここ数年、ネット上で妙なマンガが復刻している。魅力的、かつ個性的な同性愛のキャラクターを独特の語彙(ごい)でコミカルに描く「くそみそテクニック」(山川純一作)だ。爆発的ブームの峠は過ぎたものの「そのスジ」への影響力はまだまだ大きい。ただ、山川氏は25年前に失踪したまま。本人に結びつく手がかりも一切なく、なぞに包まれている。

  くそみそテクニックは、『薔薇族』の増刊号『バラコミ』2号に掲載された、山川氏による一話完結の漫画。ネット上での「ヤマジュンブーム」の火付け役になった作品であり、現在でも山川氏の代表作とされている。

  2003年夏、小学5年生の男子児童へのワイセツ行為で逮捕された50歳の男は、顔見知りの二人の男子小学生を4年間に渡り、自宅に連れ込んでいたが、その誘い文句が、「うちでゲームをやらないか」だったという。この「やらないか」こそ、くそみそテクニックの主人公、阿部高和の名ゼリフで、同性愛者なら誰もが知りうる「決めゼリフ」なのだ。

  作品ではほかにも「ウホッ!いい男」「しーましェーン!!」など、数々の命ゼリフが登場し、いずれもネット上で多用されてきたものの、作品のシチュエーションは極めて過激だ。」

  ヤマジュンは、またまた火がついて、ノンケの読者にも、また女性にも果てしなく広がっていくだろう。

  誰が読んでもヤマジュン漫画は面白いのだ。

★ブッキング 〒101-0062

東京都千代田区神田駿河台2-8

TEL03-3233-5336 FAX03-3233-5337 http://www.book-ing.co.jp/

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2007年4月 4日 (水)

ついに山川純一君の未発表作品を見つけ出したぞ!

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  75年、住みなれた家と土地をぼくから取り上げてしまった、芝信用金庫に感謝している。あまりにも高い代償とはいえ、ヤマジュンこと、山川純一君の未発表作品をついにそのお蔭で、見つけ出すことができたからだ。

  わが家の3階、モデル撮影のためのスタジオにすべく作られた、まったく窓がなくて、高い天井の部屋。それがいつの間にか、衣裳部屋のような倉庫になっていた。

  その部屋の奥の方に、秘密の物置きみたいな、扉がついている物入れがある。そこの一番下から茶封筒に入って、4作品が見つかったのだ。そこは何年も開いたことがなかった場所だ。引っ越しということにならなければ、見つからなかったことは間違いない。

  スタッフのヤマジュン作品を載せるなコールについに負けて、誌上からなくなってしまった。前にも書いたが、16頁の1作品の原稿料だけで生活していることをぼくは承知していたから、この決定は苦痛だった。

  山川純一というペンネームは、ぼくが名付けたものだ。彼の本名も、住所もぼくは知らない。彼が作品を持ってくると、ひきかえに稿料をあげていた。

  雑誌に載せなくても作品を持ってくれば、稿料をあげていたが、その状態が4ヵ月も続いたということだろう。ぼくの記憶では半年は続いたと思っていたが、記憶違いだったようだ。

  気の弱い彼は、雑誌に載らないのに稿料をもらうことに気がねしたのだろうか、いつの間にか、ぼくの目の前から消えてしまった。

  彼だけでなく、同じような憂き目にあった人は何人かいた。気にいらないとやめさせてしまうからだ。ぼくの考えでやめさせた人はひとりもいないのに。

  経済状態が悪化して、どうにもならなくなり、リストラせざるを得なくなったことはあったが。

  劇画の登場人物の髪型や、顔が長い、自分の趣味じゃないからといって、やめさせるなんて、ゲイ界でなければ、こんなことがあるわけがない。その作品が長い時間を経て、脚光を浴びるなんて…。

  16頁の作品が4作、64頁分の未発表作品。これを見つけ出すことができて、ぼくはホッとしている。ヤマジュンファンが見たいと思っているだろうから、これらの作品を3度目の復刊『薔薇族』に1年かけて掲載する。季刊(年4回発行)だから1年でということだ。

  復刊号は4月下旬に、35年前の創刊号よりもっと薄い頁数で刊行される。1冊の値段は送料込みで1000円だ。ちょっと高いと思われるだろうが、カンパ代も含んでということだ。1000円札を紙にくるんで送ってください。

          送り先=〒155-0032

東京都世田谷区代沢2-28-4-206

㈱第二書房・伊藤文学 宛。

この雑誌は書店では扱ってもらえず、あくまでも通信販売でということだ。今度こそ倒れるまで永続きさせたいものだ。読者諸君のご支援をよろしく。

  くわしいことは4月の末にお知らせするが、未発表作品、4作を含めて、ヤマジュン全作品を電子書籍で見ることができるようになる。もちろん有料だが、ご期待ください。

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【著者名】山川純一
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【税込価格】各1,050円

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※著作権は本人合意の上で(株)第二書房にあります。無断複製、転売、転載等はなさらないことをお約束いただける方のご購入を希望します。

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2006年12月14日 (木)

山川純一「くそみそテクニック」

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この漫画を抜きにしては山川純一くんを語れない、伝説の「くそみそテクニック」がみつかりました。

オークションに出品しますので是非マニアの諸君、お買い求めを!

「くそみそテクニック」http://page16.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/u8331720

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2006年11月28日 (火)

山川純一作品の原画がみつかった!

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  ついに山川純一君の劇画の原画、13編をみつけ出しました。長い間、使っていた事務所を撤退したので、ダンボールに入れたものが山のようになっていた、その中からです。

  なにしろ『薔薇族』関係のものだけでも、35年間のものが、たまりにたまっているので、その中からみつけ出すのは大変でした。

  山川君の作品は、一編の長さが16頁で、それだけでストーリーは完結していて、一つの作品で16枚あるということです。

  今回みつかった作品は、『薔薇族』の増刊号に掲載されたものが多いです。1983年の作品というと、今から23年前に書かれたものです。原画にはトレシング・ペーパーが貼ってあったので、作品そのものは保存状態がよくて、きれいに残っています。ただ上の部分をセロテープでとめてあって、長い時間が経っているので、その部分はわずかに黄色く変色してしまっています。

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  山川君がわが家に作品を持って訪れていたのは、すぐとなりに事務所があった時代でした。線の細い人で、やっとしゃべっているような人でした。

  着ている服装も粗末なもので、生活に困っていたのはみてもすぐ分かるようでした。それまではアルバイトをしながら、劇画を書いていたようなので『薔薇族』に載るようになってからは、毎月決まってお金が入るので、生活も安定してきたと、よろこんでいました。

  おそらく山川君は、ハッテン場などに入りびたっているような人ではなく、アパートの部屋で妄想をたくましくして、作品のストーリーを考えていたに違いありません。

  一作ごとに絵が上達していて、最初の頃の作品からみると、進歩していくさまが、はっきりと分かるようでした。

  残っている作品は35作品。3年ぐらいの間に書いたものでした。『薔薇族』のスタッフは、とにかく長髪が嫌い。理屈ではなくて、生理的にうけつけない。それに長い顔が嫌い。山川作品を嫌がるのなんのって。

  山川君の作品を載せるなと、毎月のように言われてしまう。これにはぼくも困り果ててしまった。彼が『薔薇族』の稿料だけで生活していることを知っているのは、ぼくだけなのですから、なんとしても載せ続けてあげたかった。

  あまりにうるさく載せるなというので、中止してしまったが、載せなくても稿料を払い続けていたのです。しかし、山川君も気にしたのか、ぱったり姿を見せなくなってしまった。

  それが今になってインターネットの世界で、彼の作品を見たいという人が増えてきているという。その人たちのためにも、どうしても未発表作品をなんとしてもみつけ出したいと思っています。

  山川君の原画を欲しい、手に入れたいと思っている熱烈な山川ファンが多数いるに違いないと思うので、みつけ出した13編の作品をおゆずりしたい。

随時オークションに出品していきますのでご注目ください。

山川純一原画 オークションはこちらからhttp://page2.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b72275099

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